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映画レビュー2「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

2012
03-04
こんばんは!

さてさて、自分的に高評価だった映画をご紹介するコーナー!!

その名も映画レビュー!

まんま!!

いやブログにタイトルがあるので、その中でまた名前つけたらややこしいなと思って。

前に「モテキ」のレビュー書いたので、今回は2作目ですね。
モテキレビューはこちら↓
http://july7777.blog18.fc2.com/blog-entry-113.html

今後はちゃんとちょくちょくアップしてこーと思います。

今回ご紹介する映画は、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。

ざっくりと内容を紹介すると、

9.11事件で父親を亡くした少年の、喪失と再生の旅です。

↑これほぼ映画のキャッチコピーの引用ですが、シナリオをうまーくまとめた表現だと思います。


さてさて、ここからレビュー。


いやー、近年稀に見る、非の打ちどころがない傑作でした。

自分にとってかけがえのないものを失ったときの喪失感・絶望・哀しみ。

そこから脱却すべく、再生していく人物を扱ったストーリーは数多とあるが、
本作は父の残した「鍵」を登場させることによって、ミステリアスな要素も加わり、
観客の映画への好奇心を終始途切れさせなかった。

また、少年の「冒険」の描写が非常にうまい。
路上の大人たち、高層ビル群、轟音を立てる列車、不安定な橋など、
大人にとってはなんでもないものが、子供には不安要素だったりするものである。

映画中で「最悪の日」と揶揄されていた9.11以降には、その不安要素が、
アスペルガー症候群を抱えるオスカーにとって更に大きいものとなり、冒険をより容易でないものにしている。

しかしだからといってそれらの障害がストーリーをだらけさせるわけではなく、
あくまで冒険のテンポは非常にスムーズに進んでいく。何しろ400人を超える人間に会うのだから、
いちいち障害につまづいて・転んで・立ち上がってといった進行の仕方では、
心地よいスピード感の妨げになってしまう。

そこで冒険に最高の味付けをするのが、名優マックス・フォン・シドーである。
本作ではアカデミー賞に見事ノミネートしており、本当に素晴らしい名演で、受賞に値するものであったと思う。

口のきけない老人の役を、表情や仕草を感情豊かに演じ、言葉はなくとも全ての表情が
その時々の心境を物語っていた。

ダルドリー監督の手腕も秀逸だった。
一眼レフカメラなどにある機能の「ぼかし」を用いたショットは、オスカーが孤独に目的へと向かう、
ひたむきさと不安さからくる、視野の狭まりをうまく表現していた。

また登場する小道具が全て印象的であった。オスカーが作る、出会った人を記録する本や、
祖母がくれるガスマスクや、虫眼鏡、名刺、ブランコ、留守番電話など。
あらゆる小道具がワンシーンを装飾し、名シーンに仕立てていたことは間違いない。


とにもかくにも名シーンだらけの佳作。ものすごくうるさくて、ありえないほど近いものが一体なんなのか、
是非劇場へ足を運んで考えてもらいたい。


U2の曲が胸に響く予告。
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